老眼とレーシック
老眼とレーシックの関係についてですが・・・
(2) レーシックを受けると老眼になるの?
の2点について疑問に思っている方が多いようなので、まずはここからお話していきましょう。
(1) レーシックで老眼は治せるのか?
レーシックは老眼を矯正する技術ではありません。 なぜなら、レーシックは、屈折異常が原因で起こる症状(近視、遠視、乱視)を矯正する技術であり、老眼(調節異常)は屈折異常に起因する症状ではないからです。
しかし、レーシックを受けて老眼がひどく出安いことが予想される場合、次のような対処法が施されます。
(2) 軽い近視が残るようにレーシックの度数設定をする
(3) 片目を遠方に合わせ、もう片目を近方が見やすい度数に設定する(モノビジョン)
(4) 老眼治療CK
(2) レーシックを受けると老眼になるの?
近視の人がレーシックを受けることにより正視に矯正されると、老眼を認識しやすくなることがあるといわれています。また、老眼は眼の老化現象であり、遅かれ、早かれ、全ての人が経験するものであり、レーシックが原因で老眼になるわけではありません。
これと同じようなことが、日常で聞かれます。「近視の人は老眼にならない」という話を耳にしたことがありませんか?
しかし、これは大きな誤解であり、実際には、「レーシックを受ける(正視に矯正される)と老眼が認識しやすくなる」あるいは「近視の人は老眼を認識しにくい」ということになります。
こうした誤解が起こる原因は、近視と老眼の可視領域が強く関係しています。近視と老眼の可視領域を整理してみると下の図のようになります。

正視の場合、近くから遠くまで全ての範囲を見ることが可能ですが、老眼になると遠くは見えますが、近くは見えなくなります。
一方、近視の場合は老眼になっても、見える範囲にさほど変化がありません。実際には近視でも老眼になり、近視の矯正を行うと、近くは見えず遠くが見えるようになります。眼鏡で近視矯正を行った場合、眼鏡を外せば近くを見えるため、老眼になってもさほど不都合を感じない状態になります。こうしたことが「近視の人は老眼にならない」という誤解を招く原因になっているのではないかと思います。
しかし、レーシックで近視矯正を行った場合は、近視のときは見えていた近くが見えなくなるため、老眼を認識しやすくなります。そのため、「レーシックを受けると老眼になる」という誤解が生まれると言えるでしょう。
老眼の仕組み
老眼とは、眼のピントを合わせる機能が低下することで、本や新聞など、近くのものが見えにくくなる症状のことを言います。(屈折異常に対して、調節異常といわれます。)少し専門的にいえば、近点距離(ピントを合わせることができる眼から一番近い距離)が年とともに長くなることをいいます。
老眼になるのは、大きく2つの原因があるとされています。
1つ目は毛様体の衰えです。厳密には毛様筋の緊張する力が弱まり、水晶体の厚みを増すことができなくなることで、近くのものが見えにくくなると言われています。
2つ目は、水晶体の弾性の低下です。水晶体は年とともに核の部分から硬くなっていくという性質があります。水晶体とはゼリーをセロファンで包んだようなもので、ゼリー状であるが故に厚みを変えることが可能となりますが、水晶体の弾性が低下することにより、厚みを変えることが困難になります。そのため、水晶体を厚くすることが困難となり、近くのものが見えにくくなるといわれています。
老眼の原因を知るには、眼の調節機能(ピントを合わせるメカニズム)を理解することが重要となります。
眼の調節は主に「水晶体」と「毛様筋」という2つの器官によりなされます。
水晶体はゼリーをセロファンで包んだようなもので、眼のレンズとしての役割を持ちます。ただし、このレンズは「形(厚み)を変えることができる凸レンズ」で、厚くなると近くが、薄くなると遠くが見えるようになっています。
また、毛様体とは、水晶体の厚みを変えるための筋肉です。毛様体と水晶体はチン小帯という釣り糸でつながっており、毛様筋がこの釣り糸を引っ張ったり、緩めたりすることで眼の調整を行います。
眼がピントを合わせるメカニズムは以下のようなプロセスで行われます。
毛様体が緩む → チン小帯が引っ張られる → 水晶体が薄くなる → 遠くが見える
毛様体が緊張 → チン小帯が緩む → 水晶体が厚くなる → 近くが見える

また、普通の状態では毛様体は緩んだ状態であり、目のピントを合わせる機能というのは、厳密には近くのものを見るための機能となります。(こうした特性が老眼の要因ともなります)
老眼矯正手術CK(Conductive Keratoplasty)
老眼鏡を使わずに、近くも遠くもみたい!
そんな願いを叶える治療です。
CK(Conductive Keratoplasty)とは、「伝導性角膜形成術」という治療名称の略語です。ラジオ波によって、遠くも近くも見える「ブレンドビジョン」を作り出す最新の医療技術です。
メスやレーザーではなくラジオ波(高周波)を使うことで、より安全性を高めています。治療時間は3分程度で、痛みを感じることもありません。ラジオ波をあてることで、角膜のカーブを矯正します。このカーブが遠近両用のレンズとなり、遠くも近くも見える「ブレンドビジョン」が形成されるのです。
通常、人は遠くを見るときに角膜の中心を使い、近くを見るときは角膜の外側を使っています。 老眼治療CKは、角膜の外側にラジオ波をあてることで、コラーゲン組織の一部を収縮させます。こうすることで角膜の中心は元のままの形状を保ち、外周のカーブのみが矯正され、遠くの視力を維持したまま、近くの視力を向上させます。

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